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式 辞
春の訪れを間近に感じさせる今日の佳き日 三年ぶりに在校生も参加しての卒業証書授与式を挙行できますことを心より感謝申し上げます。
保護者の皆様 本日はお子様のご卒業 誠をお慶び申し上げますとともに これまで私どもが賜りましたご理解とご協力に深く感謝申し上げます。ありがとうございました。
改めて 卒業生の皆さん ご卒業おめでとうございます。今 手にした卒業証書はこの総和北中で勉学に励み 豊かな心を育み 体を鍛えてきたその証であり 更には小学校入学以来、九か年の義務教育を修了した証明書でもあります。
卒業という一つの節目に当たり皆さんに やはり この言葉を贈ります。「主体性を高める」「やってみよう」です。
卒業生の皆さんの「やってみよう」がたくさん思い出されます。
午後から始めた運動会 やっと行けた奈良京都修学旅行 響き渡った飛翔祭 合唱コンクール やればできることを皆さんが証明してくれました。男女で色分けしない新体操服の導入の実現は総和北中を大きく動かした「やってみよう」でしたね。
主体性とは 身の周りの課題に対して方法を工夫して解決してことです。その力を高めるには、とにかく「やってみる」ことなのです。これからも「今やるべき」と思ったら とにかくやってみてほしい。
うまくいったらまたやってみて やって失敗したら違う方法でやってみてを繰り返していくと 自分の生活が 自分自身が うまく動き出すのが分かります。これが主体性の高まりです。どうぞ それぞれの進む道でやってみてほしい。
在校生の皆さん 先輩方が先頭きってすすめてきた「主体性を高める」「やってみよう」を今度は皆さんが一歩前進させなければなりません。先生たちと一緒に 本年度より一歩前進の「やってみよう」を卒業生の皆さんもどうぞ期待していてください。
最後に卒業生の皆さんにお礼を言います。校長の私にも 会うと快く挨拶してくれて荷物をもっていると「手伝います」と声をかけてくれて 道徳の授業に参加してくれて 一緒に修学旅行に行ってくれてありがとう。私は皆さんのことが大好きでした。
卒業生の皆さんのご健康と今後ますますのご活躍を期待いたしまして祝辞といたします。
令和5年3月13日
古河市立総和北中学校長 久下 典子
11月
10月
古河市立総和北中学校長 久下 典子
9月
7月
リーダーシップを発揮しよう!
古河市立総和北中学校長 久下典子
市内総体が終わり、県西・県大会にすすむ部活動がある一方、3年生が引退する部活動が出てきました。試合を見て感じることは、顧問の先生のリーダーシップです。顧問の先生は、多くは語らないけれど生徒の皆さんが力を発揮できるように戦略指示を出す。時には、大きく励ましの声かけをすると生徒の皆さんは食い入るように聴いている。そこには、3年間で培った信頼という関係性も見えてきました。まさしく、顧問の先生がリーダーシップがとれている状態でした。
また、3年生は部活動の中で後輩にリーダーシップを取ってきたのではないでしょうか?試合を見て、準備・後片付けを後輩が進んでやっている姿、アップする姿などを見て、これまで総和北中で大切にしてきたものを繋いでくれているのは、3年生がリーダーシップを発揮してくれたおかげだと感じました。
さて、リーダーシップにはどんな形があるかな?と調べてみると、一つに「専門性がある人」とあります。各部で見た顧問の先生や3年生はそれに値するでしょう。その部ならではの専門性や競技性が高い人だからこそリーダーシップが取れるのでしょう。一方、リーダーシップを取れる人に「尊敬や理想とされる人」があるようです。いくら、立派なことを言う人がリーダーであっても、嫌なリーダーから言われたら納得しますか?しないでしょう。これから社会にでる生徒に皆さんはそれぞれのリーダーを担う人たちです。人間関係を構築することがリーダーシップを発揮する早道であることをちょっと覚えておいてください。大人である私たちも一緒であることも心得ていきたいものです。
6月
一人一人が
チーム北中で やってみよう!
古河市立総和北中学校長 久下典子
5月26日生徒総会は記念する日になりました。本年度の組織目標「主体性を高める」を受けて、総和北中職員と生徒たちで
合言葉 ~一人一人が チーム北中で やってみよう!~ が決まりました。組織目標と合言葉は私たちが目指すゴールです。これまで、生徒会本部役員と何度もランチミーティングで協議してきたことは「初めてのやってみよう」で、素晴らしい思い出です。生徒会長からの「過ごしがいのある学校をつくりたい」の言葉に感銘を受けました。生徒総会の様子はHPにも掲載されています。是非、ご覧ください。
グランドデザインの中に、「自己肯定感を高める」があります。今月は、自己肯定感を高める魔法の言葉をプレゼントします。
「①ありがとう ②うれしい ③助かった」です。これらの言葉は、感謝の気持ちや喜びの「感情」を伝える言葉です。決して「優秀だ、賢い、すごい、えらい」といった褒め言葉や評価ではありません。しかし、「感謝される」ことは「高く評価される(褒められる)」ことに匹敵するほど私たちの心を満たしてくれます。私たちは「誰かの役に立っている」「貢献できている」と思えた時に、自分が必要な人間であることを実感します。この3つの言葉を感じた時には、必ず声に出して相手に伝えてください。「人前だから言いそびれた」「あとでちゃんと言うつもりだった」ではいけません。学校でも、ご家庭でも大事にしていきましょう。
5月
~体育祭を通して
「主体性を高める」!~
古河市立総和北中学校長 久下 典子
令和4年度がスタートして1か月が過ぎました。組織目標「主体性を高める」をたくさん見つけます。授業や生徒の何気ない会話に「主体性だよ」「やってみよう」を聞くことができます。ご家庭ではどうでしょうか。
嬉しい事例をご紹介します。「体育祭に来てもらう人のためにきれいな運動場にしたい」と、環境緑化委員会発案の朝の除草ボランティアが体育祭前日まで継続され、多くの生徒が参加しています。主体性がどんどん高まっています。
今年度の体育祭も参観者は一家族2名までと、制限ありの実施でご迷惑をおかけしますが、先日のPTA奉仕作業に多くの保護者・地域・生徒の皆さんに参加していただきました。感謝申し上げます。
体育祭は生徒たちが楽しみにしている大きな行事の一つです。本校教職員には、「生徒主体の行事に」と声かけしています。生徒主体にするためには、打ち合わせをした上で、「生徒を信じて任せる」ことが大切です。本校生徒には、「信じて任せられる力」がついてきていますし、「やってみる」ことで力は向上します。ホームページには練習の様子等掲載していますのでご覧ください。
どうぞ、体育祭を通して高めた主体性について、ご家庭でも話題にしていたでき、認め・励ましのお言葉をかけていただければ幸いです。